私がはじめて彼を知ったのは、確か10代のときのジーンズをはいて出たコマーシャル?だったように思う。
その時の印象はそんなに衝撃があったものではなかったが、何しろ変った動きのダンスを踊る器用な青年が出てきたなあといった感じだった。その青年がこんなにすごい人物になるとは想像もできなかった。
ちょっと話が変るが、Michael という名前の発音、正確にはどんなか分かるだろうか?日本語ではマイケルと書きそう呼んでいる。
Michaelをマイケルと書くのは、これは全く私見だが、Micha(マイカ)とel(エル)が合わさってマイカエルとなり、カとエが合わさり短縮されてケとなったのではないかと思っている。
Michaelの発音記号を見ると、[maikl]となっている。chaeの発音は日本語的に言うならば「ク」なのである。ところが日本人の「ク」の発音と米英国人の「ク」の発音は少し違う。
日本人は「ク」を口の前の方で音を響かせるが、米英人の「ク」は口の真ん中もしくは奥近くで音を響かせる。しかも口蓋を削るように?音を出す。日本語の「ク」にくらべて少しあいまい音に聞こえる。
そして、Michaelの「ク」の次にl(エル)の発音が続くわけだが、ご存知の通りエルは舌先を前歯裏付け根に軽くつける形をとる。日本語風に書けば「ル」という発音だが、舌を歯の裏側の付け根につけるだけなので、音がほとんど聞こえない。
日本人がこの発音を聞くと、マイコのように聞こえてしまう。従って、日本語的発音として「マイコ マイコ」と言ったりする人が結構いる。
Oh my God!を「オーマイガ」と発音するのに似ている。
一方、日本語の堪能なアメリカ人の日本語的な発音の仕方はどうなのか、おもしろい場面を発見した。
いろんな顔を持つ米国出身のDave Spectorという人物がいる。彼が昨日某番組でMichael Jacksonのことを語っていたのだが、彼は Michael を「マイクル」と日本語的に発音をしていた。正確な英語の発音を米国人が忠実に日本語的に発音すると「マイクル」となるのである。「マイケル」ではないのである。
日本人が発音する日本語的なMichaelの発音は「マイケル」、米国人が発音する日本語的な発音は「マイクル」、日本人が聞く英語の正確な発音の日本語的な聞こえ方は「マイコ」。
昨日は面白い発見をした。